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2002年3月31日:第3期F1参戦に思う

 2002年のF1GP、第3戦の予選が終わりました。
 どうして、上位に食い込めないのでしょう?
 どうして優勝ができないのでしょう?
 前回と、何がちがうのでしょう?

 答えは明らかです。本田宗一郎氏がいらっしゃらないからです。

 ホンダはいまや一流ブランドです。ホンダに入社を希望するひとたちも、ホンダが一流企業だから、来た人達がほとんどでしょう。
 そういった人がいくら集まっても、力を出し合っても、創造的のものは作れないでしょう。

 滑稽ですらあった、ホンダ1300や、NR500が作れなくなってしまった時から、言い方をかえるなら、優等生になって駄作を出すことがなくなった時に、同時にF1で通用する技術を開発する力も失ったのでしょう。

 大企業病HONDAを救うには、第2の天才リーダーの出現が必要なのかもしれません。


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